もふもふのブログ

ポケスペの考察や、pixivに投稿した小説のことを書きます。

二次創作語り②カーツとシャムはどこに行ったの?

半年ぶりくらいの投稿なんですが、今回書くのはポケスペの三章に出てきたカーツとシャムのその後はどうなったか?の考察です。

 

私がpixivに投稿している二次創作のシリーズ、https://www.pixiv.net/novel/series/10515247を書くにあたって考えたことです。

 

まずポケスペに出てくる悪役たちのその後(事件解決後の行方・動向)なんですが、サカキのように章をまたいで引き続き悪事を行う者や、アカギのように行方を晦ます者もいますが・・・一章から三章の敵は何食わぬ顔で社会復帰しているパターンが多いです。

 

ロケット団三幹部・・・ナツメとマチスはジムリーダーに復帰、キョウは四天王。更にマチスは高速船の船長、ナツメは後に女優。

カントー四天王・・・キクコは不明ですが、シバはジョウト四天王、ワタルとカンナは野放し。

ヤナギ・・・ジムに戻ると言っているので、ジムリーダーに復帰?

イツキとカリン・・・ジョウト四天王。

 

おいおい、大丈夫か(笑)

 

メタ的なことを言うと、ゲームで悪役じゃなかったキャラを悪役のままにしていたり、死なせたりすると後々面倒なことになるから何でしょうが・・・笑

 

今回はそれは抜きにして、ポケモン協会やポケモンリーグが何故彼ら・彼女らを野放しにしたり、逮捕せずに引き続き雇用したりしているのかを考えます。

 

結論から言うと、「役に立つから利用してる」だと私は思います。

 

先にあげた元悪役・敵役の皆さん、後に何かしらの形で主人公サイドの役に立ったり、共闘したりしていますよね。

 

四天王や仮面の男を倒すために元ロケット団が、ロケット団を倒すために元四天王が必要不可欠でした。

 

悪を倒しながらも、強い悪はその後裁かずに飼い慣らし、さらに強い悪を倒す戦力とする、それを繰り返す様はまるで最後に現れる巨悪を倒すための準備をしているよう・・・

 

マチスに対して「元ロケット団幹部やし、ワイのこと警察に相談しに行くわけにはいかんやろ(笑)」的なことを仮面の男が言っていたことからわかるように、警察はきっと彼ら・彼女らを逮捕したい。

 

だけど、あの世界ではポケモン協会・ポケモンリーグ>警察や司法というパワーバランスだから手出しできないでいる。

 

協会やリーグが使えると見なした人間は、それら機関に守られているのではないでしょうか。

 

ではカーツとシャムはどうしたの?という話に戻りますが、仮面の男の側近を務めるくらいですし、同じマスクドチルドレンのイツキとカリンが四天王にされているあたり、何らかの形で協会管理下で生きており、何かしらの職に就いているのではないでしょうか。

 

個人的には、ジムに戻ったヤナギのもとで、チョウジジムのジムトレーナーでもやってるんじゃないの?と思っています。

 

何より、時の狭間から出てきたヤナギが、二人を見捨てるとは思いたくない(笑)

 

どうしても私はポケスペのキャラに救いを求めてしまいます。

 

私の最推しキャラのナツメが二章で再登場してブルーと共闘したこと、三章でレッドとほっこり(意味深)する場面があったこと、十一章で久しぶりに出てきたこと、どれも嬉しかったです。

 

何も、改心して主人公の味方になることだけが救いだとは思っていません。

(ナツメが改心したとも思っていません(笑))

 

悪役のままでも、幸せになれなくても、極端な話生きていなくても良い。

 

救いの形は様々だと思っています。

 

十三章のアオギリマツブサだって、救われたなと思っています。

 

逆に救い無くフェードアウトしたキャラ(人・ポケモン問わず)がいると、気になってしまいます。 

 

確かに強キャラや人気キャラでも呆気なく死んだり、意味もなく消えたりする、というのもある意味リアリティを追求したものと言えるし、作品に緊張感を持たせる要素だと思います。

 

そんな作品も好きですが、どうしてもポケスペはキャラクター達が救われて欲しい。  

 

繰り返しになりますが、それは味方になることや改心することでなくて良い、そのキャラにとっての救いがあれば良い。

 

カーツとシャムは信念を貫いて最後まで戦ったのだから、それが二人にとっては満足だと考えることもできますが、やはり仮面の男では無くなったヤナギと素顔で話して欲しいと考えてしまいます。

 

私が投稿した小説や、今後投稿する小説での二人の動向は、ある意味私の願望の表れでもあります(笑)